最新刊行本

「冬の時代」の光芒 夭折の社会主義歌人・田島梅子

碓田のぼる 著

4/6判 上製本 定価(本体1500円+税)

田島梅子の残した作品―小説と短歌―は、決して多いものではありません。しかし、これらの作品創造のたたかいが、「冬の時代」に多くの表現者が背を低めて打ち伏していた時、田島梅子は、その風圧の直下で、病身を支えながら、明るく、毅然としてたたかい、かつ書き、また歌ったのでした。

その晩年の創造活動は、まさに「冬の時代」の一条の光芒でした。田島梅子の時代に対するその身の立て方は、今日、私たちにとって、あらためて学び直さなくてはならないでしょう(本書/「終章」より)

サクラ花の下

大浦ふみ子 著

小B6判 上製本  定価(本体1000円+税)

「戦後は続くのか……」70年ぶりに再会した幼なじみのふたり、かつての学徒動員先や空襲に遭った市街を巡る。いま、故郷が語りかけてくるものとは。そして満開の桜の花の下に現れたのは……。
軍港都市佐世保に生まれ育った著者ならではの故郷への思い溢れる作品集。※「させぼ草双子」併載

歌集 歴史

碓田のぼる 著

4/6判 上製本 (函入り) 定価(本体2000円+税)

 啄木、渡辺順三の志を受け継ぎ、日本共産党に寄り添い、戦後の時代を刻んできた著者が、戦争と平和の危機に直面して何を思うのか。そこに、戦後をともに生きてきた妻との永訣が重なる。「歴史」はときに苛酷だが、それを乗り越えて、いま希望がある。
著者渾身の第14歌集。

根岸君夫 油彩画集

根岸君夫 著

B4判変型 上製本 定価(本体10000円+税)

 絵を志してから60年あまり、油彩による自分なりの表現の深まりをもとめて、できるだけ多くの時間を作画にあてようと努力して過ごしました。
この間に描かれた作品、大小約1600点のうち油彩の190余点を今回の画集に載せました。
選定に当たっては、作品としてのまとまりを基準としながら、……すべての方々への感謝の思いを込めての画集発行です。(本書/あとがきより)

書簡つれづれ-回想の歌人たち

碓田のぼる 著

4/6判 上製本 定価(本体1500円+税)

 長い間、手許に残してきた、先輩、友人、知己などの古い手紙やハガキなどを、時あって読み返すとき、そこに、書き手と読み手との、二者だけの回路に、その後の歴史が積み重なってきていて、ある種の社会性を帯びてきていることを感じます。
こうした書簡の送り手と受け取り手とが交し合った、単線回路に立ち会っていただき、今を生きるうえでの、何がしかのよすがを得られるならば、著者としては望外の幸せであります。(本書/「はじめに」より)

ひびきあう生命(いのち)-なごや八竜湿地と私-

柴田美子 著

A5判・上製本 本体(1500円+税)

 名古屋・八竜湿地の春夏秋冬は、次から次へと咲く花や、そこで息衝く生きものたちの生命の営みによって、その季節を知ることができる。
その八竜湿地の四季のすばらしさ、自然の不思議に魅せられて、保全作業と自然観察会
を続け20年がたってしまった。これまでのボランティア活動の記録……。(本書/あとがきより)

風になったぼく

下田幸子 著

A5判・上製本 本体(1500円+税)

 親の事情はどうあれ、子どもたちはどうか絶望しないで生きてほしい。死んでしまった子どもたちも、なんらかのかたちで生き返ってほしい。…カッチン、日子ちゃん、ザンボの三人が、勝手に動き出してしまった。…彼ら自身がとうとう自分の人生の目標をみつけた時、私はほっとして嬉しかった。(本書/あとがきより)

渡辺順三の評論活動 その一考察

碓田のぼる 著

四六判・上製本 本体(1500円+税)

  今日、渡辺順三は、いやおうなく遠い彼方の歌人となってきつつあるのは、避けがたいことである。にもかかわらず、貧病とたたかいながら、生涯をかれて伝統的短歌の革新を志し、民主的短歌創造の一筋に生きた、渡辺順三の歌業を振り返り、学ぶべきものを明らかにすることは、現代短歌にとってもおおきな意味をもつものである。(本書/はじめにより)

埋もれた足跡

大浦ふみ子 著

小B6判・上製本 本体(1000円+税)

 「僕はまだやり残したことがある……」友人の遺したことばに誘われて、大学紛争のあの時代、ほんろうされた医学生の日日に還る……。そこに見い出したもの、見ようとしなかったものとは……。            (本書/ほんぶんより)
・併載『住宅地に造るな!危険な実験施設』

エンディングドレス

山下悦子 著

四六判・上製本 本体(1500円+税)

 ひとりになった私は、黒に白で十字架をあらわした覆いの一人娘の織香の骨壺と、白の覆いの骨壺に手をかけて、「おはよう」「お休み」というのが行事となった。白の覆いは、織香の死から4ヶ月後に後を追った北海道犬のクウの遺骨である。まるで予告のない竜巻に連れ去られたような織香の2ヶ月をたどってみたいという希求は、日増しに強くなり、その事実を自身に納得させるために他ならなかった。(本書/ほんぶんより)

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