著者:後藤 千秋

A5判 並製本 定価(本体909円+税)

 

この随想は、その時々の季節の中で感じたこと、回想したことなどを、「つれづれなるままに、心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書きつづった」ものである。

私は、日々心を澄まして深く静かに患者さんの心を見つめる努力をしてきた。そして共に喜び、悲しみ、悩み、怒り、苦しんできた。………こういった日常の気持ちを背景に、自然の中に癒しを求めて観たこと、感じたこと経験したことを、随想として書き綴ってみた。

………明日への小さなよすがとなっていただければ幸いです。

(「あとがき」より)