羽渕三良 著

新書判 並製本 定価(本体700円+税)

本書の特徴は、一番目に映画評論家山田和夫さんの思い出や実績を少しでも多く書きのこすこと。二番目は、本書の中に私以外の、私に関する文章が登場していること。三番目は、第二章の『書評』の中で、教師仲間の友人が『現在映画評論―映画が自由を奪われないために』の書評を書いてくれている。四番目は、『日本映画時評』という章を取り入れていること。五番目に、世界と日本の多様な映画の紹介をし、当時直接それらの映画を見られた人や、見られなかった人も作品評を読んでいただいて、映画を楽しんでもらえれば…。

日本映画の抜本的な再生に役立つことを見つけ、『日本映画が色とりどりに、豊かに花開くために』活動できれば、と思っている。

本文「まえがき」より