三鷹事件の真実にせまる
竹内景助氏の死後再審の開始を求めて
 梁田政方著
定価(本体1,714円+税)
四六判 上製 400頁
ISBN978-4-87662-547-5

1949年7月15日、米軍占領下で起きた「三鷹事件」は、憲法を踏みにじり、反共宣伝と謀略によって、戦後日本の労働運動と民主主義に重大な打撃を与えた。いま60余年の時を経て、事件の真実にせまり、無実の死刑囚、竹内氏の冤罪をはらす。
 
目次
一 三鷹事件とは?
二 三鷹事件をめぐる異常な問題点
三 共産党を「犯人」に仕立てる
四 不当な取調べの実態
五 竹内はどのように考えても無実・無罪
六 竹内がなぜ有罪にさせられたのか
七 アメリカ占領軍の露骨な干渉
八 最高裁判決は戦後裁判史上最大の汚点
九 三鷹事件の真実にせまる
一〇 三鷹事件を語り継ぐために