著者:奥村 豊吉
A5判上製
発行:2004年1月
★著者の故郷は滋賀県。琵琶湖に注ぐ愛知川沿いの村に育った。遠くには鈴鹿山脈、比良の山々を望み、豊かな水は源流を合わせて人々のくらしとかかわりが深く、この地方にいくつかの歳時記が伝承された。時代は高度経済成長をとげるが、多くの大切なものを失ってしまう。始めは望郷の思いからであったものが、人生賛美に読めてしまうのは何故か、稚拙ながら、奥村の人間好きな味わいのあるこの作品が、ぜひあなたの心に届けば幸いである。